単身赴任の秘密部屋

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社交不安障害について(SAD)

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ひと昔には、社会不安障害と言われていました。

主な症状は、人前で話したり・文字を書いたり・電話したりするときに緊張するために、動悸や震えなどを通常の人よりも過敏に症状として出る人のことを言います。

この症状が進んで、登校拒否や出社拒否などを起こす場合もあります。
また、うつ病との合併を起こしやすいとも言われています。

私の場合は、スピーチ恐怖症で人前で話すと異常に緊張してしまい声が震えてしまいます。

日本での治療方法は薬物療法が主体となっています。
抗不安薬やSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)も有効となっています。

欧米では、薬物治療の他に認知行動療法が進んでいます。
残念ながら日本ではごく一部の病院だけとなっています。

アメリカのデビット・D・バーンズ博士の著書「不安もパニックもさようなら」は画期的なものです。


実際の治療の体験や、認知行動療法の例がたくさん掲載されています。

社交不安障害の方は、薬に頼りがちになりますがこの本を読めば今までの考え方が根底から変わるかもしれません。
750Pと全て読むには根気も入りますが、興味があれば一気に読めると思います。

読んだだけでも薬とは違う改善が起こるかもしれません。
また合併症として、うつ病を併発されるかたも多いのですが、そういった人にはデビット・D・バーンズ博士の著書「いやな気分よ、さようなら コンパクト版」がオススメです。

私の場合はこれらの本と薬物療法を併用していましたが、今では薬は頓服で飲む程度に改善されてきました。

社交不安障害のことを詳しく知りたいのであれば、日本での第一人者である貝谷 久宣さんの著書「社会不安障害のすべてがわかる本 」と山田和夫の著書「図解 やさしくわかる社会不安障害」がオススメです。

最後に認知行動療法の本として、貝谷 久宣さんの著書「図解 やさしくわかる認知行動療法」がとてもわかりやすく安心して読み進むことができると思います。